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映画「火口のふたり」(主演 柄本佑 瀧内公美)

映画「火口のふたり」(主演 柄本佑 瀧内公美)

【もう一度あれをやりたい】

既にお気づきの方もいるかもしれないが、このところ瀧内公美の出演している映画を観てはここでオススメしている。どうやら私は彼女が好きらしい。

こう言ったら甚だ失礼だが、絶世の美女というわけではないし、可愛いというタイプでもない。どちらかというと険のある顔で、普段の私の好みからは程遠いのだが、なぜか彼女(の出ている映画)が気になって仕方ないのである。

ついでに言うと、最近の女優にしては珍しく脱ぎっぷりの良いのも好い。映画「彼女の人生は間違いじゃない」では、おっとォ❣ と思わず身を乗り出してしまった。だが一方でR18+指定の本作では、そこまでやらないでェ……、とも思った。ファン心理とは微妙なものである。

閑話休題。本作の原作小説はだいぶ以前に読了していたので、話の大筋は分かっていた。一言で言えば、従妹同士の主人公二人・賢治(柄本佑)と直子(瀧内公美)がひたすらやりまくる話だ。下品な表現で申し訳ない(だが、そうとしか言い表しようがないのだ)。そして、最後に何故か富士山が爆発することになって、それでも自堕落な生活を続けるのか、と賢治は直子に迫られる。

原作では、直子の迫力に押されて賢治は何も答えられなかったはずだ。私はそれを契機にやっとまともな生活をするのだろうと解釈していた。

しかし、映画では彼は

「今を好きに生きるよ」

と開き直る。そして「だから、直子と暮らせるだけ暮らし、セックスするだけする。俺が今一番やりたいことはそれだけだよ」と続ける。えっ、そうくるの? と思った。それはちょっと違うんじゃないの、とその時は思った──のだが、時間が経つにつれ、それもアリだな、いやむしろそれが正解だなと思えてきた。

というのは、ここまで極端ではないにしろ、おそらく多くの人が彼らのように日がな一日、彼女(または彼氏)のベッドの上で無為に過ごす日々がかつてあったはずで、その後の人生ではいつも頭のどこかで、もう一度あれをやりたいと思いながら生きているに違いないからである。(えっ、そんなこと思ってないって? そうっスかあ……)

画像引用元 続・237号室 タカの無事是名作映画列伝 A級からZ級まで

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