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小説「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー 著)

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【三兄弟の名前を全部言えれば女の子に自慢できる?】

村上春樹は「世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を読破したことのある人と、読破したことのない人だ」と言ったそうですが、何年か前に遅まきながら私も一応、読了はしました。しかし、読破したと言うのには憚れるほど理解できませんでした。

同じドストエフスキーの「罪と罰」は、のっけから主人公が高利貸しの老女を殺すというエキサイティングな事件から始まるので、割と難なく読み終えることができました。まあ同一人物でありながら複数の呼び名を持つロシア人特有(?)の慣習に混乱しましたけどね。それでも物語そのものを楽しむことが出来たように思います(楽しむと言うには余りに重いテーマでしたが)。

しかし、これはいっこうに話が進まないし、登場人物の相関関係もややこしい。おまけに物語の途中、難解な宗教談義が延々と続いて辟易としました。してみると、やはり私がキリスト教を理解していないのが大きいのだと思います。おそらく、この物語はキリスト教そのものなのでしょう。ロシア正教と言うべきかもしれません。
それでも村上春樹の小説に登場するとある男のように、女の子に「カラマーゾフの三兄弟の名前を全部言えるのが特技」と言えるようにはなりました。

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