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書籍「裸の大将 遺作 東海道五十三次」(山下 清)

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【天才山下清画伯は文体の天才でもあった】

◆◆◆ボランティアスタッフ 吉田柴犬のオススメBOOKS◆◆◆

柴犬の尊敬する人物のひとり。多くの映画やドラマで取り上げられ、ユーモアに溢れる人物ということになっている山下清画伯は、知的障害という一般にはハンディキャップとなる個性もあいまって、決して楽天的な性格ではなかった。個人的には裸の大将関連作品は苦手。
ある時、一躍アイドルになり、どこに行ってもマスコミに追いかけられる存在となった画伯は、なぜマスコミは「兵隊の位でいうと?」と同じ質問ばかりするのか? と不思議がったり、それでいながら女性を見ると体重が気になり、相撲を取りたがる。
文章においても、彼独特の話し言葉がそのまま文章に置き換えられ、句読点のない誰にも真似できない文体。最初はとにかく読みにくいのに、慣れてくるとその不思議なリズムが心地よく、ずっと読んでいたくなる。
この本は画伯の遺作ともなった、東京オリンピック(柴犬の生まれた年)前年の東海道が描かれている。

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