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映画「誰もがそれを知っている」(監督 アスガー・ファルハディ)

映画

女ってぇのはとにかく嘘をつく。まるで嘘をつかないと損するとでも思っているかのようだ──って、私の言葉ではありませんよ(最近はこんなことを言うと直ぐに叱られてしまいますからね)。レイモンド・チャンドラーの小説に出てくるとある登場人物の台詞です。私の言葉ではありませんが、かなり同調したいところではあります(って、同調するのかよ!)。

というのは、私もこれまで女性の嘘を真に受けて何度痛い目にあったか分からないからです。だから、私がパコならラウラの言葉など信じません。ましてやこの場合、娘の命がかかっています。痛い目に合うどころでの話ではないのですから。

でも本当だったんだね。たまにこうやって本当のことを言うから私たちはまた彼女たちの嘘に翻弄されるのでしょうね。(嘘をつくのは男だって一緒でしょ! って言われそうだな。)

ともあれラウラを演じたペネロペ・クルスやパコを演ったハビエル・バルデムは最高だったし、この監督の他の作品(「別離」や「セールスマン」もお薦め!)と同様にとてもよくできた映画だと思いました。

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