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映画「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」

映画

太宰治を嫌う女性は多いようです。その陰々滅々とした屈折した生き方が許せないらしいのです。死にたいのなら、一人で死ねば良い。なぜ、女を道連れにするのだ──と。

でも、そういう女性も何となく分かっているんじゃないでしょうか、このどうしようもない男の魅力を。ともすれば、その魅力に引き込まれそうな自分を予感するから毛嫌いするのでしょう、きっと。

男の私には太宰の魅力を素直に認めることができます。人間を嫌い、社会を嫌うのですが、そのくせどうしようなく人恋しい──。そんな彼は、男ならば皆が持っている恥ずかしい自分の一面でもあります。

「恥の多い生涯を送って来ました」。まったくです。

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