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映画「ラブレス」

映画

何とも救われません。大人が未熟なのです。ここに出てくる大人は皆揃いも揃って、自分のことしか考えていません。

多分、ボリスは新しい家族と長続きしないでしょう。幼児を物のように扱う彼を見るにつけ、そう思います。ジェーニャだって、あの性格が変わらない限り恐らく似たようなものです。

要するに彼らは愛に飢えていながら、セックスでそれと勘違いする10代の少年少女と大差ありません。未熟なのです。

一番愛に飢えていたのは息子アレクセイだったのに……。結局、劇中で彼らがそれに気づいたフシはありませんでした(もっとも、私も偉そうなことを言う資格はありません。私にも似たような時期がありましたから)。

ラストで彼女が見た先には何が映っていたのでしょうか。

まさにラブレス──。

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