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映画「スワロウテイル」

映画

以前観た時──たぶん二十年以上前になりますが、その時は全く楽しめませんでした。分からなかったのです。意味不明でした。

他の岩井俊二作品とは毛色が違ったからかもしれません。でも今なら分かります。これは間違いなく岩井俊二です。彼の映画です。

彼がこの映画で描きたかったのはおカネが作る虚構の世界です。いや、おカネそのものが虚構だということでしょうか。人がその虚構を信じる限り、その虚構は続きます。考えてみれば不思議ですよね。あんな紙切れに書かれた数字を皆で追いかけている。今やその紙切れすらほとんど流通してなくて、おカネはネット上を数字が飛び交っているだけなのに──。

しかし、少女アゲハは気づいてしまったようです。岩井作品の少女はいつだって賢いのです。

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