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映画「ある船頭の話」(監督 オダギリジョー)

映画

川や海峡などに架けられる橋は、これまでもいろんな形で便利なもののメタファーとして使われてきました。現代ならば、さしずめ高速インターネットでしょうか。
 
サイモン&ガーファンクルの名曲に「明日に架ける橋」というのがありますが、橋は希望の象徴ともいえます。橋ができると人の往来が活発化して、その結果地域の生活は潤います。金回りの良くなる者も出てきましょう、一旦は……。
 
しかし、それと引き換えに多くの大事なものが失われていきます。自然であったり、人の心だったり──。それでも便利なものの魅力には勝てません。やがて橋は一方通行になります。
〽不思議な橋がこの街にある。渡った人は帰らない──とその昔、浅川マキは唄いましたが帰らないのではなく、もうそこには帰れないのです。明日にわたった人がもう昨日には戻れないように。
 
監督オダギリ・ジョーはなかなか良い映画を創ったものです、豪華出演陣にもさることながら。

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