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書籍「恋と日本文学と本居宣長・女の救はれ」(丸谷 才一 著)

「源氏物語」の読破に挑戦したものの、一巻目を読み終えたところで既に青息吐息。少しでも読み進める助けになればと、この本を手に取りました。

──おもしろい。我が国の文学の中心テーマは色恋であったと言うのです。文学が人間の内面を表現するものである以上、当たり前ではないかって? まあ、そう言うなかれ。日本は長らく中国を先進国として色々と学んできたわけですが、その中国ではなかったことだと言うではありませんか。

著者はそこに明治になって同じテーマの西洋文学を受け入れる素地が本邦にはあったとします。さらに女人往生、母系社会への憧憬を絡める論理展開はなかなか読み応えがあります。

さあ源氏物語、二巻目に行くとするか。

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