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書籍「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」 (J.D.ヴァンス著)

何年か前に池上彰氏が東工大の講義で学生たちに良書として紹介した本の一つで、「トランプ支持者の実態、アメリカ分断の深層」という触れ込みの本です。

トランプ支持者といえば白人至上主義者のはずなのに最初の数十頁までは、ついついこれは黒人やヒスパニック系の話だと勝手にすり替えて読んでいる自分がいました。かように私たち日本人は、どうしても白人系アメリカ人を裕福であると画一化して見てしまうところがあります。

しかし実際はそんなことはなく、白人系も大多数が貧困らしいのです。それは、私の好きなジェニファー・ローレンスが主演した映画「ウィンター・ボーン」を観た時も感じました。あれもこの本と同じ「ラストベルト(錆びついた工業地帯)」と呼ばれるアメリカ中西部に住むヒルビリー(田舎者という意味らしい)の話でしたね。

日本の社会規範はアメリカの20〜30年後を行くと言われますが、かつて一億総中流社会と評されたこの国でも確実にこうした兆候は現れているようです。地方都市でマイルドヤンキーなどと呼ばれる人たちの出現はその一端でしょうか。確かに都会の金持ちの家に生まれる人との格差は大きいのかもしれませんね。日本も近い将来、社会が分断する⁈ あまり、考えたくありませんねえ。

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