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小説「後妻業」(黒川 博行 著)

こら、あかんわ。俺も引っかかるかもしれへん。いくら寂しい老後になっても、結婚相談所には近づかんとこ……。

もっとも俺は小夜子のようなおとろしい婆さんに入れあげるようになるとは思えんけどな。若くて綺麗で頭のいい娘が好きなんや、俺は。身の程知らず? ほっといてんか。

せやけど、何で爺さん達は自分の財産をひけらかすんやろ。狙われるに決まっとるやんけ。爺いになると「若い頃、俺は……」と言うても誰も信じてくれんから、カネでしか自分をアピールできないんやろな。そういえば、「カラマーゾフの兄弟」の親父フョードルもそんなん言うてたわ。

あ、よう考えたら俺は大丈夫や。彼らに狙われるほど財産なかったし。にしても、なんでけったいな関西弁になったんやろ?

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