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それをお金で買いますか マイケル・サンデル

NHKの「白熱教室」でお馴染みの米ハーバード大教授マイケル・サンデルの著書としては「これからの正義の話をしよう」が有名ですが、市場原理主義ともいえる現代社会を考えるうえでこの本もなかなか好かったです。

読み終えて巻末を見ると初版発行は2012年とあります。2020年の今日ではサンデル先生の憂いはさらに深まっているのではないでしょうか。

と言うのは、当時彼がおぞましいと嘆いた何にでも値段がつく傾向は今や当たり前になっているからです。しかし、本書を読んでいて私が戸惑ったのは彼が嘆いたいくつかの事象に対して、それのどこがいけないのかと思ってしまった自分がいたことです。それくらい市場原理主義は我々の生活に入り込んできています。

彼が本書で値段をつけて良いか否かについて指摘したチェックポイントは2つあります。一つは値段がつくことによって公平性は保たれるかということ、もう一つは公共善が腐敗しないかです。今一度、身の回りの値付けされていることやサービスをチェックしてみることにしましょう。

PS:もちろん、当館の開架書庫(店内本棚)にあります。オープン後、探してみてください。

 

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