映画「ロンドン、人生はじめます」
2020
10
6
映画「ロンドン、人生はじめます」
私にとってダイアン・キートンといえば、やはり「アニー・ホール」ですが、御歳七十ン歳になった彼女に会いたくて観てみました。
相変わらずスタイルバッチリだし、ファッションセンスも抜群ですが、やはり「歳の割には…」という枕詞が必要なのは致し方のないところでしょうか(人のことを言えた義理か!はい、スミマセン)。「♫あの頃、君は若かった〜」と歌がついて出て辛くなりました。
しかし観ているうちに、だんだんとこの人の魅力に嵌っていきます。歳をとると子供に戻るといいますが、この人はまるで少女のようです。少女のように天真爛漫で、そして傷付きやすい。それを狙って演じられるとイタイのですが、そう感じさせないのがこの人の魅力なのでしょう。
実話をもとにした物語らしいのですが、最後は別れたままの方が良かったかな。