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テレビドラマ「FBI特別捜査班 シーズン3 第3話」(主演 ミッシー・ペリグリム アラナ・デ・ラ・ガーザ)

テレビドラマ「FBI特別捜査班 シーズン3 第3話」(主演 ミッシー・ペリグリム アラナ・デ・ラ・ガーザ)

【マギーの恋の行方と主任イゾベルの胸アツ】

シーズン3ともなると夫を亡くした心の傷は癒えたのか、主人公マギー・ベル特別捜査官にも新たな恋が芽生える。相手は潜入捜査で知り合った他部署のFBIエージェントだとか。マギー・ファンの私としてはあまり歓迎しない展開である。

したがって、「ちっ、早く別れろ!」と思いながら観ていたら早々にその恋は終わったので、シメシメこれで落ち着いて観られるな、と思った次第。ホント我ながらセーカクが悪いとは思うのだが、やはりFBI特別捜査官たるもの、恋などに己をブレさせず孤高であって欲しいのだ。

孤高と言う点では、この第3話の主任特別捜査官イゾベルはなかなかのものである。それまでの彼女は前任のディナに比べ上層部へおもねるシーンが目立ち、あまり印象が良くなかった。

ところが、この第3話では部下の命を守るために上の方針に逆らい、せっかく捕まえた麻薬カルテルのトップを釈放させてしまう。その苦渋の決断とその後の彼女の振舞いは胸アツものだ。

あるときひょんなことから、FBIがかねて総力を挙げて追っていた麻薬界の超大物ヴァルガスをマギーたちが逮捕する。しかしその直後、捜査室の同僚である分析官エリースがヴァルガスの仲間から首に時限爆弾を仕掛けられ、捜査室のあるビルの1階ロビーに一人立ち尽くす。複雑な仕掛けとなっており、爆発物処理班もお手上げで取り外すことすらできない。

ヴァルガスは自分を釈放すれば解除コードを教えるとイゾベルに持ち掛ける。その間にマギーたちは爆弾を仕掛けた実行犯を捕まえるも解除するには至らず、刻々と爆発時刻が迫る。いよいよ万事休したイゾベルは、上司がたかが分析官一人の命だと反対するにもかかわらず、麻薬王の釈放を決断する。

だが、ヴァルガスは釈放後に追跡等がなく自分の安全が確認されたら、解除コードをイゾベルのスマホに送ると言う。そんな約束が果たされる保証は何一つない中、マギーら捜査班一同は自分たちも爆死覚悟でエリースに寄り添い、ヴァルガスからの送信を待つと申し出る。だが、イゾベルは毅然として言う。

「いいえ、直ぐに退避して。これは命令よ。私はエリースの横に残って連絡が来たら解除コードを入れる。でもコードが来なくても貴方たちは生き残ってヴァルガスを捕まえて…。さあ、早く退避しなさい!」

サイコーに胸アツである。マギーの恋バナなど要らない。

画像引用元 One Chicago Center

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