News 2024.11.15
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書籍「アランの幸福論」(アラン 齋藤 慎子 訳)

書籍「アランの幸福論」(アラン 齋藤 慎子 訳)

【この世でもっとも美しい本のひとつである】

◆◆◆スタッフ 吉田柴犬のオススメBOOKS◆◆◆

アランはフランスの哲学者、評論家。百年ほど前に書いた「幸福論」は、合理的ヒューマニズムの代表的な思想と言われているそう。
柴犬はこの本でアランを初めて知ったのだけど、もっとも有名な「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」という言葉には感動した。読んで思ったのは、「ヒトが思うほど、感情や思考と身体は別々ではない」ということ。感情の動きだと思っていることは、身体の反応だったりすることを何度も説いているけど、かなり共感する。
あと、「人間には幸せになる義務がある」という言葉も深い。柴犬は幸せは相対的な尺度ではなく、絶対的なもの、言い換えれば主観的なものだから、どんな状況も肯定的に受け入れることが大事だと思っているので、同感。
ということで、この本に流れるオプティミズム、楽観主義に惹かれる。
柄にもなくマジメに書いてしまったけど、この本だけは必ず読むこと!

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