映画「マイ・フェア・レディ」(主演 オードリー・ヘプバーン)
2021
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映画「マイ・フェア・レディ」(主演 オードリー・ヘプバーン)
【The rain in Spain stays mainly in the plain.】
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ヘプバーン主演の傑作ミュージカルの原作は、バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」。
コベントガーデンで花売りをする娘、イライザを、音声学者ヒギンズ教授が、そのロンドンの下町言葉、コックニー訛りを直して、淑女に仕立て上げる。
数々の名曲が散りばめられている映画だけど、ヘプバーンの意に反して、ほとんどが吹き替えの歌になっている。
本当は言葉を直したぐらいで淑女になんてならないんだけど、ヘプバーンがどんどん綺麗になって、上流階級のような振る舞いをして、言うことも深みがでてくるのは、なぜか説得力がある。
今の時代、ヒギンズ教授の女性蔑視の思想は、完全アウトだと思うけど、この映画の価値が下がるわけではない。でも、レックス・ハリスンは船越英二さん(古いね)にそっくりだと思うのは柴犬だけ?