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小説「お探し物は図書室まで」(青山美智子 作)

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【じゃじゃの目指すべき方向】

〝じゃじゃの私設図書館〟はいかにあるべきか──を、ずっと考え続けています。

本に限らずですがネットで何でも簡単に手に入る現代にあって、図書館の役割とは一体何でしょうか。そもそも電子書籍の普及が見込まれるなかで、紙の本を並べる意味はあるのでしょうか。あるいは、蔵書数では到底敵わない公立図書館との棲み分けはどうあるべきでしょうか。

それらの答えを見つけるべく図書館、図書室と名のつく本を実用書に限らず、小説やエッセイも含めて読み漁っています。本書もそのうちの一つです。そして、答えの一端は本書で見つけたような気がします。

コミュニティハウスにある小さな図書室の司書・小町は不愛想に「人と人が関わるのならそれはすべて社会」などと宣います。

──そうだ、スマホやPCの画面を通したAIとしてではなく、人として人に関わろう。そして、お役所のような応対ではなく、一私人として一人ひとりとコミットしよう(お役所の方、気を悪くされたらゴメンナサイ。お役所にはお役所の良いところがあります、もちろん!)。そんな風に思いました。

小町のように他人様(ひとさま)の人生の力になるレファレンスはとてもできそうにないのだけれど……。

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