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書籍「真向法体操 / イラスト版」(真向法協会 編)

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【健康目的ではない】

最近、同年配の方から健康に良いことを何かしているかと問われることが増えた。そのたびに、はて──と考えてしまう。暫し考えたあげく、

「特にないですねえ」

といつも答えることになる。健康目的でしていることはないのである。

ランニングと筋トレは、もう40年以上続けているが、特に健康を意識してやっているわけではない。若い頃こそ、やっていた武道や格闘技の補助トレーニングのつもりだったが、中高年になるにつれ若い女の子と親密になった時に「すご~い」って言われるのが嬉しくて、続けるようになった。今ではそんな楽しい機会もまったくなくなってしまったのだが、それでもモチベーション的には変わらない。健康目的ではないのである。

あと、ここ20年くらい続けているのが、この真向法。なにやら怪しげな新興宗教の名前のようで、眉を顰める向きもあろうが、ただのストレッチ・メソッドである(と私は勝手に解釈している。なにか深遠な意味があるのかしらん)。これも四〇過ぎで始めたブラジリアン柔術で、あまりにケガが多かったので、体が硬いのが原因だろうと取り入れたのである。格闘技は五〇を境にすべて止めたが、この真向法は今でも続けている。

真向法は、4つのストレッチからなる。一つ目は、両足裏を合わせた胡坐(ヨガでいう「合蹠のポーズ」)から上体を前に倒すストレッチ。二つ目は両足を前に伸ばして座ってからの上体の前屈(いわゆる体前屈)。三つ目は開脚前屈(相撲でいう「股割り」だ)。最後の四つ目は、足首を外側に開いた正座(俗にいう「女の子座り」)から上体を真後ろの床につける後屈である。

これらを毎朝、起きぬけに30分ほど時間をかけてゆっくりやる(その間、暇なのでiPadで新聞を読みながらやっているが、おそらく真向法関係者からは叱られるだろう)。私の場合は、一つ目と四つ目は、合気道の準備運動にもあったので、始めた時からイイ感じでできていた。三つ目は、始めはさっぱりだったが、毎日欠かさずやっているうちに2年ほどで下腹までべたりと床に着くようになった(これも「すご~い」と言われるので、好いモチベーションになっている。……アホである)。ところが二つ目のシンプルな体前屈は一番難しく、未だに上体が伸ばした膝にぺたりとはいかない。死ぬまでには達成したいと思っている。二十数年やってきて、何となく分かってきたのは、いずれの場合も背中を丸めないこと、腰骨を立てることが大事だということだ。

これらを朝やると、就寝中についた背中のコリがほぐれてすこぶる気持ちがイイ。また、若い頃に無茶したからか、今でも時おり腰痛が出るのだが、そんな時にもこの真向法をやるとかなり改善される。一方、冷え症にも良いとされているようだが、私の場合に限ってはまったく効果がないようだ。私の膝から下は真夏でも冷たいままである。

でも良いのだ。健康目的で続けているつもりはないのだから。

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