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映画「雨あがる」(主演 寺尾聰)

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【優しさは厄介だ】
劇中の殿様が言った「優しさというのは、時に人を傷つける」に考えさせられました。
男の「強さ」と「優しさ」の両立は、フィリップ・マーロウの言う「男は強くなければいけない。優しくなければ生きている資格はない」に触発されて、かつて私の人生のテーマでもあったのです。
しかし、もう長い間忘れていました。たいして強くもなれないし、それ以上に優しくもなれないことにいつしか気付いたからでしょう。
中途半端な強さと優しさは害悪ですらあります。特に優しさは厄介です。半端な優しさは、相手に過剰な期待を抱かせます。しかし、私がそれ以上に厄介だと思うのは、その優しさは己の弱さを誤摩化すための道具であったりもするからです。そんな男をたくさん見てきましたし、私自身もそうだったように思います。
本当に強くなければ、本当に優しくはなれません。しかしたとえ、この三沢伊兵衛のように本当に強くても、その優しさはある種の傲慢と捉えられることもあるのです。

画像引用元 yoshinobunakamura’s diary

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