News 2024.03.23
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映画「燃えよドラゴン」(主演 ブルース・リー)

映画「燃えよドラゴン」(主演 ブルース・リー)

【これで私の人生を棒に振りました】

これくらい私のその後の人生を決定づけた映画はないかもしれません。人生を決定づけたというと大袈裟に聞こえるでしょうし、それがこんな娯楽映画かよ、と呆れられるでしょう。たしかに感動の文芸大作ではありませんし、いい大人同士が終始、殴る蹴るを繰り返す超単純明快で分かりやすいアクション映画に過ぎません。
しかし、これを高校一年生の頃に観た私は、その後各種の武道や格闘技にのめり込むことになります。実際にそれらを五〇になるまで続けたというのもありますが(その割にちっとも強くなれませんでした。トホホ)、それ以上にものの考え方に影響を受けたように思います。例えば少林寺拳法でいう「力なき正義は無力なり、正義なき力は暴力なり」は、ある時期私の生活信条でした(もちろん、世の中がそんな単純でないことを今は理解しているつもりです)。
さて映画の方は、オハラという屈強な白人をリーが倒して盛り上がったところで、ラスボスがあんなオッサンだったのが、ちょっとがっかりでした。東洋的な理解としては物理的な力を超えた熟練の技を持っていて欲しかったのですが、それをハリウッドの製作陣は表現することが叶わなかったようです。
ところで、筋骨隆々のアジア人のボロは何故途中から居なくなったの?

画像引用元 Amazon

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