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書籍「運を越えた本当の強さ」(桜井章一 著)

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【ザルも器】

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地位、名誉、お金、宝くじ12億当選。あったらいいな。多分、そう思う人は私だけではないと思う。しかし、これらは政治や経済を基盤に生じている価値であり、最高に手に入れたいものや、人生の目的ではないことを、確認させてくれたのがこの本だった。

将棋士の羽生善治氏が聞き手となり、雀士の桜井章一氏の思いを引き出していく対談で話が進められていく。引き出し方も答え方も、さすがプロ。その道のプロというだけでなく、人間のプロという印象の二人の対談。私が実際にこのお二人に会うことはできないが、この本に出会えたことは、私の人生をまた開いてくれた。

桜井氏は「ザルも器」という。社会は、足すことをずっと習い続け、一生懸命やることを良しとし、知識やテクニックを身に付けることをにプラスの価値を感じやすい。「じゃあ、ザルは?」水を貯められないが水をきることができる。この言葉が私に強くうったえる。

この社会は人間がつくったもの。その中で、運よく生きて、地位や名誉やお金を手に入れ、それを喜び誇りにしていく価値観もある。しかし、この社会は自然の中につくらせてもらっているもの。自然の中で、この瞬を生きさせてもらっている。その気持ちが、運を越えたところに存在できている喜び。そんな風に感じ、自然に謙虚になれる一冊だった。

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