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書籍「裸の大将  ヨーロッパを行く」(山下 清)

スタッフのオススメBOOKS&MOVIES

【いちばんみたいのは、ヨーロッパのルンペンです】

◆◆◆スタッフ 吉田柴犬のオススメBOOKS◆◆◆

天才画家・山下清は三歳のときの重い消化不良の後遺症で知的障害となり、市川市の知的障害児施設「八幡学園」でちぎり絵と出会い、同学園の顧問医をしていた精神科医の式場三郎にその才能を見いだされた。
このヨーロッパ旅行記は、師である式場三郎の願いでゴッホの墓を訪ねたり、見聞を深めるはずの旅行であるのに、当の山下画伯は、「ヨーロッパにもルンペンはいるのか」気にしたり、航空機内で「飛行機はまっすぐ飛ぶと地球の大気圏を突き抜けないか心配」したり、有名なコペンハーゲンの「人魚像のお尻は人か魚か」気になったり、とにかく自由奔放すぎる。
この本の素晴らしいところは、山下画伯の他の文章も枠外に紹介されているところ。国内の放浪や様々な考察、さらには奇行の数々が端的に紹介されている。
画伯は知的障害だったと言われるけど、論理的で理屈っぽいものの考え方は発達障害だったのかも。

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