書籍「天国の本屋・恋火」（松久淳 ＋ 田中渉）

【大切な人を失ったあなたと、大切な人を残してきたあなたへ】

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竹内結子主演の映画「恋火～天国の本屋」の原作となる２冊。松久淳と田中渉の二人の作家の合作で、シリーズのうちの第１作の「天国の本屋」、第３作の「恋火」。
天国が亡くなった人が行くところだけでなく、死に損なった人がバイトとして仮で行くところ、というアイディアの物語と、幻の和花火「恋する花火」をモチーフに使った物語が並行して進むお話。
柴犬は、いわゆるパラレルワールドもの（２つの違う世界が同時に進んでいって、どこかで重なるお話）が大好きなので、映画も大好き。そして、二役を演じる竹内結子も大好き。ということで、最初に映画を観てから、２つの小説を読んでいただきたい。今となっては竹内さんもこの世にいないなんて、信じられない。
「人は必ず死ぬ。だから生きている間に可能な限り接点を持ちたい。あとから後悔しないように。」