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映画「存在のない子供たち」(監督 ナディーン・ラバキー )

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【「育てられないのなら、産まないで」】

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戸籍もなければ、稼ぎもない。社会からは存在しないこととされているレバノンの一家。働かない両親に代わって幼い兄弟たちは、路上でガムを売って日銭を稼ぐ。十一歳の妹は、家族のために嫁に行く。 なのに新しい弟妹は増えていく。

そんな両親に反発して、家を飛び出した主人公・ゼイン。彼を待ち受けていたのは、レバノン社会のさらに厳しい現実。存在しないこととされる事実の中で、多くの苦しみに出会う。

この映画のすごいところは、出演者のほとんどは、 監督がレバノンの路上でスカウトしたストリートチルドレンや不法移民だということ。観て終わりではない、観終わった後も彼らに幸せであってほしいと切に願う、いつまでも心に残る作品。

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