映画「エデンの東」（主演 ジェームズ・ディーン）

【カインはアベルを殺し、エデンの東に住みついた。おまえもどこかへ行くんだな。】

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ジョン・スタインベックの同名小説の映画化。原作は読んだことなし（泣）。この映画は人気絶頂のまま、若くしてこの世を去った米国のアイコンのひとり、ジェームズ・ディーンの最初の主演映画。
柴犬が中高生の頃は、ポパイとかの雑誌で思いっきりアメリカかぶれしてたから、「ウエストサイドストーリー」、「理由なき反抗」とか片っ端から観てたけど、当時はあまりピンとこなかった。
でも、高校生の時、ジェームズ・ディーン演じるキャルの屈折した気持ちとか、家族、特に母親への複雑な感情とか、ものすごく伝わってきたのを今でも思い出す。
柴犬が大好きなシーンは、列車の屋根に乗って、隣町にでかけていく有名なシーン。
今では、親父さんや保安官の気持ちの方がよく分かるようになってしまってて、柴犬も歳をとったな、って思う。